SPECIFICATIONS
Top | Solid Sitka Spruce |
Back & Side | Solid Ziricote |
Neck | 栴檀 |
Fingerboard | 紫檀 |
Tuners | GOTOH SG301・GG・Standard・1 : 18 |
Bridge | 紫檀 |
Nut | Bone |
Saddle | Bone |
Bracing | X bracing |
Body Width | 400mm |
Body Depth | 110mm |
Body Length | 500mm |
Scale Length | 650mm |
Nut Width | 45mm |
Finish | Oil finish |
※個体により木目が異なります。
※トラスロッドはダブルアクショントラスロッドを採用しておりますので、順反り逆反りの両方向の調整が可能です。
【ROOT01】
ボディサイズはGFPCを踏襲し、くびれがしっかりつくってあるので女性でも抱えやすくなっています。
このサイズならではの深い低音。ボディの厚みを少し抑えていることで中〜高音域がとてもクリアになっています。
最大の特徴はオイル塗装です!ラッカーやウレタン塗装のように硬化被膜による音響への影響を少なくし、ギター本来の鳴りを最大限引き出しています。そして、木本来の美しさと質感を楽しむことができます。
また自分でメンテナンスすることで愛着が沸き、弾き込むほどに持つ人の個性と共にエイジングを重ね、やがて唯一無二の逸品になることでしょう。
【オイル塗装について】
オイル塗装は、木の中にオイルをしみ込ませ木の持つ調湿性を妨げないナチュラルな塗装です。表面に塗膜を作らず手触りは木そのものです。分子の小さな亜麻仁油が木の導管深くに浸透し硬化密着する事で水や汚れをはじき木の腐朽から守ります。
ツヤが少なくなってきたり、水はじきが弱くなった場合は、ユーザー様ご自身で簡単にメンテナンスすることができます。
メンテナンスの目安は年2回です。
冬の乾燥する時期に入る前にオイルを塗りましょう!私たちのお肌と同じです。
そして暖かくなったころにもう一回、梅雨に入ると乾きが良くないのでその前が良いです。
オイルフィニッシュのメンテナンスとして店長おすすめは、KEN SMITH ( ケンスミス ) / CLASSIC WAX POLISH です。
余談ですが、店長の大好きなビートルズのジョンレノンは『ギターの塗装を剥がすと、楽器の本来のサウンドがよみがえる』と考え自ら塗装をはがしたエピフォン・カジノを愛用していたのは有名ですよね♪
【木材の説明】
ジリコテ Ziricote |
[その他の名称] ゼリコテ、暹羅柿 (シャムガキ) |
ムラサキ科の広葉樹。散孔材 学名 :Cordia dodecandra |
主な産地 : メキシコ、グアテマラなどの中南米などに生育。樹はあまり大きくならず産出量は少ない。 |
外観 : 材色は灰〜緑がかった黒で濃淡の模様がある。 |
木質 : 木質は重厚で木目は交差し、加工は困難。仕上がり面は綺麗で、磨くと光沢が現れ非常に美しい。 気乾比重 : 0.87〜0.97 |
主な用途 : 家具材、仏壇、床柱、楽器材、ツキ板など。 |
特徴 : 樹高が25m、胸高直径が0.8mほどの大きさの木です。木材となった物は最上のウォルナットのような外観の美しさと肌目を持っています。乾燥は亀裂が入る事がある為、難しい部類に属します。しかし、乾燥後は変形や割れの起こらない非常に安定性の高い木材となります。加工に関しても非常に良好で、硬い木材であるにも関わらず、縁が欠けたり裂けたりする事はなく、その他の硬い木材と比べて加工性は驚くほど高い。また、強度には高い信頼性があり、特に弾力性に関しては非常に高い値を記録しています。このように高い評価を受けている木材であり、その評価の中で唯一、並であると言えるのは耐久性くらいのものだと言えます。ジリコテは現在、大変、希少な木材となっており、認証されてる木材は殆どなく、専門業者から僅かに供給されるのみとなっています。その為、その価格も非常に高価で、中々木材市場に出回りません。ジリコテを使用したギター&ベースもあまり見かけません。 |
音質特性 : 北米ではすでに人気のトーンウッドとして注目されています。強靭で硬質な性質から、立ち上がりの早い硬い音が特徴でエッジの効いたサウンド傾向があります。木の希少性から、楽器本体の価格も高くなりがちですが、サウンドと美しい縞模様のルックスから人気が高いです。 |
※ギターに付属しております弦は調整用のため、早めの交換をお勧めいたします